舟越桂「私の中のスフィンクス」展

舟越桂「私の中のスフィンクス」展に行ってきた。

近鉄に乗るのも、津まで行くのは初めてなのでドキドキした。

舟越桂作品をみていると斜視ぎみの視点が合わないものの、こちらの心を見抜かれそうな瞳に吸い込まれる。

彫刻は立体作品なので、自分が360度回転したら、作品の裏側も見れる。
上半身だけだったり、腕や足が無い作品も多い。
手足が無い彼らは、絵画よりとてもリアル。
クルクル回りながらみていたら、作品のもつリアリティが迫ってきて足元がグラついた。


黒い唇の男性の作品だったか(タイトル失念)左斜め45度から見ると悪魔のような、ゾッとする視線の作品があって見入った。

眠る男と家と共存する男性の作品は、眠る男が小さくてかわいいせいか、温かさを感じた。