病院帰りに本屋で立ち読み。
藤繭ゑさん、という元看護士の元ストリッパーのエッセイを立ち読みした。
今は<藤野羽衣子>というお名前で女優業をしているよう。
 
確かこの人は映画「蒸発旅日記」に出ていた女優さんでは?と思ったらそうだった。
文体というか表現がユニークで、ストリッパーについての内情を知ることができて面白かった。
知らない世界、知らない仕事というのはまだまだあるのだな。人生には未体験なことのほうが多いんだ、と実感。
その本の中で「キスについて」書かれていて、

人間の身体はいろんなところに穴が開いていて、それに人は無自覚でいる。唇を重ねるというのは穴を埋める行為で、穴(という不安)を埋めるため好きな相手と混ざりたい気持ちになるのでは?

というような事が書いてあって、なるほどなぁ、と。
買ってもいないのに、はまぞうで貼ってみる。

ストリップ万歳

ストリップ万歳

川内倫子の写真集「AIRA」をパラパラみていたら、口を大きく開いた女性の写真のアップを見て、ドキリとした。藤繭ゑさんのエッセイを読んだあとだからか。
その写真集は動物や、人間の出産場面や、子供・子犬の写真が多くあり、なんだか肉感的?に感じた。