TV 「YMOから HASへ」
先週録画したNHKでのプレミアム10のHAS特集をみる。
リリー・フランキーとの対談もあり(対談、なのだろうか?と思うところ
もあったけど…)、演奏された曲も好きな曲が多く、また感慨深い
エピソードなども聞けて、面白かった。
私はYMOを好きになったのは(というほど熱心な信者でもないけれど)
当時みていたドラマ「谷口六三商店」のテーマソングがYMO(×)の
『ポケットが虹でいっぱい』だったから。
今回の番組のリリーさんとの対談中印象的だったのは
坂本「YMO再生は、はめられた」
細野「はめられたね」
高橋「YMOっていうとメディアが大騒ぎして…。」
というお三方の言葉に、
あらら。わたしはメディアに踊らされてYMOをすきになったのか。
確かにYMO再生当時、
TVクイズ番組「カルトQ」でYMO特集がされたり、
で「YMO欠席裁判」のようなものが放送されていたし。
あの頃は雑誌でもYMOが特集されていたし。高橋氏のいうよう、尋常でない
盛り上がりがあったんだろうなぁ。
今回の番組に話をもどすと
アンコールの曲なのか「CUE」でドラムを叩く坂本龍一。
字幕に
当時も「CUE」ライブでは坂本龍一がドラムを叩くことも
とあったけど、演奏中、教授は歯をむきだし、ちょっとしんどそう。
Tシャツ姿の教授に「あらーこの中では教授が一番ガタイがいいかも。
鍛えていそう」と思ったり、
バックで演奏しているおそらく有名な方々が(私は高野寛しか
わからなかった…。細野さんのバックにはいつも高野寛がいるな…)
今からみるとちょっと…な感じの当時YMOも着ていた
<YMO>と赤字プリントされたシャツを着ているのをみて、
言葉につまった。
でもYMOをみていて思ったのは
「ひとりでできないことを、チームでカバー!!」
という姿勢。
YMOの時はクールなイメージがあるけど。(実際にあの時代を知らないけど)
こういうの、今の社会に欠けている精神だよな、と。
坂本「ユキヒロが歌のためにドラム叩けないなら、俺がドラム叩くぜ!」
みたいな。(おそらく違うだろうけど)
細野「シンセは教授ひとりでまかなえちゃうし、ぼくはベース弾くよ」
みたいな。(これはけっこう合っているのでは?)
HASはフットワークが軽くなっているのだなぁ、と感じた。