映画 「THEE MOVIE LAST HEVEN」ミッシェル・ガン・エレファント

ミッシェルの大ファンではないので、ラストライブのDVDも観たことがなかった分、楽しめた。

最初は「このまま既存のライブをみるのかなー?」と思っていたら、

時おり短く挟まれるドキュメンタリー部分でハッとしたり、

ミッシェルというバンドのすごさを痛感。

解散でそのライブを聴けない、体感できない、ということが悔しくなった。


映画後半はライブをみている気持ちになって、ライブでお客さんが歌うように一緒に歌いたくなったし、

そりゃ、こんだけ「音」が気持ちいいバンドのライブに行ったら、ヘッドバンギングしたくなるだろな、と。

ただ観ている間は滂沱の涙。

アベがどう、とかではなく、ミッシェルの演奏のすごさに圧倒されたのと、

もう再結成しない切なさで胸がいっぱいに。

3人でも再結成できる…じゃない?と思っていたけど、アベの存在がいかに大きいか、

今さらながらわかりました。


でも正直、もっとドキュメンタリーな部分をみたかった。

編集でカットされている、ということはそのMCのあったライブの映像もあるんだろうし。

実際YOU TUBE にあがっている映像もあったし…。

DVDで発売されているものを、少しだけドラマティックに加工したものだけど、

でも爆音でライブを聴けるので、多少画像が悪くても、もう一回観に行きたい。


この映画を観たらアベの死を実感できるのかな、と思ったけれど、やっぱりまだ実感できない。