本
アート本屋で長居しすぎて、芸術センターに入っている図書館に終わりまぎわに
入り込む。
アート本屋で目をつけていた、買おうかどうしようか迷っていた
ジョゼフ・コーネルの作品集が売られていたので、図書館で借りて
帰ろう、と思っていたら「貸し出し不可」とか。
川村記念美術館で過去にコーネル展があったのか、その美術書だけ貸し出し可
だったので借りて帰る。
コーネルのフィルモグラフィーについても詳しく書かれていて、コーネル
という人物について知ると、(知った気になってるだけかもしれないが)
作品にこめられた意味や光ってみえる部分が多くなる。
病気の弟と家族のため精神的に背負った部分が多かったであろう、コーネル。
ロマンティストで孤高。
100年前の詩人に思いをよせ、作品をつくるって、ステキすぎる。
綺麗なものを箱につめたコーネル。でもそれも選りすぐりのものを買って
作品に使ったそう。
ああ。やっぱり作品集を買いたい!
お給金が入ったら買っちゃおうかしら。